CASE

事例紹介

左から、掛水雄貴さん、山脇佳代さん、木村一夫さん、村川陽一さん

状態を維持することの意義は⼤きい
プロジェクトを指標として活⽤する

⽇常⽣活動作をケア中訓練に

木村さんは第3期プロジェクトの参加時から要介護3を維持し、脳梗塞の後遺症による右片麻痺はあるものの車いすを自走し、身の回りのことも自分でしています。いつもほがらかで、プロ野球巨人軍の応援や相撲観戦を楽しみ、毎朝4時からテレビで時代劇を見るのが日課です。こうした「趣味を楽しむ生活を続けたい」という希望を叶えるために、チームは「安全な立ち上がり動作ができる」ことを目標に設定しました。立ち上がりができるか否かが木村さんの介護レベルを左右すると考え、機能訓練指導員による毎日の集団体操とあわせて、トイレでの立ち上がりやベッドへの移乗などの日常生活動作をケア中訓練として行っています。木村さんの意思を尊重し、自分でできることは自分でやってもらうことを心がけ、多職種が連携してサポート。こうして職員が日常のケアにおいて常に目標を意識することが、木村さんを主体としたケアの実践につながっています。

可視化されるプロジェクトの成果

特別養護老人ホームゆとりあでは、入所者のほぼ全員がプロジェクトに継続参加しており、介護課長は「プロジェクトが介護の質を上げるきっかけになっている」と評価しています。「プロジェクトに参加するから取り組むのではなく、普段の取り組みの中でいかに状態を低下させないかを重視しています。木村さんのように状態を維持しているのはすごいことなのですが、日常のケアの中ではそれに気づきにくい。そこでプロジェクトで成果が可視化されるので、指標として活用しています」。

利⽤者の状況や
ケアの変化

H24.7
脳梗塞発症
H25.10
ゆとりあ⼊所
H30.9
第3期~第6期プロジェクト参加
第3期参加時から現在まで要介護3を
維持
R4.9
第7期プロジェクト参加
引き続き機能訓練指導員による毎⽇の
集団体操や
⽇常⽣活動作のケア中訓練
を⾏う
現在

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